見た:求め、与えられたのでひとまず良し。
聞いた:濁音と半濁音。
「十」「本」ならそれぞれ「じゅう」「ほん」だけど、「十本」になると「じゅっぽん・じっぽん」と濁る…みたいな音に苦手意識がある。なんとなく訛りに聞こえて、「訛りを標準語だと思って使っている人間か!?」と身構えてしまう。
「訛りを標準語だと思って使っている人間に身構える」は大人になってから獲得した感覚で、私が出身地とは違う土地で暮らしていることに原因がある。ここで暮らし始めた当初、人間の話し言葉がうまく聞き取れず会話にかなり苦労した。その際に良くない出来事をいくつか経験したこともあり、「話者は普通(標準語)だと思っているけど実は訛っている」喋りに過敏になってしまっている。
総じて私が悪く、「株式会社」も「かぶしきかいしゃ」が正しい気がしてしまう(「かぶしきがいしゃ」が正しい)し、「十箱(じゅっぱこ)」と聞くと脳みそが痒くて仕方ない。
「六百円(ろっぴゃくえん)」は平気なので、音にどれくらい慣れているかの問題かもしれない。
味:己を鼓舞するためのパンケーキ。
ベーキングパウダーが見当たらなかったので無いまま焼いたら案の定ぺったんこになった。まあ仕方なしと思って食べてから、クレープにすれば良かったんだと気付く。手遅れヒューマン。
触った:ここ数日、喉が痒い。エアコンの手入れ不足か?
嗅いだ:かつおだし。