2024年6月14日:他人の頭に住むための引っかき傷

見た:メモの中に、収入別の肥満率のデータがあった。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000688863.pdf
平成30年(2018年)のデータだから古いけど、所得に対する肥満者の割合にあまり相関はない。一応、男性の痩せ型は年収200万円未満が4.8%、年収600万円以上が2.2%なので「収入が高い男は痩せていない」くらいなら嘘ではない。
平成26年(2014年)のデータだと、低収入者の肥満率が有意に高い。

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000117311.pdf

直感的には平成26年の結果の方がそれっぽいけど、平成30年版で覆っている状況。なんなら平成30年版の肥満者・痩せの者の割合から考えると、普通体型の女性は年収200万円以下にもっとも多く分布していることになり、それって年齢のせいでは?みたいな気持ちが否めない。
コロナ禍を経て健康意識が変わった今はまたデータが変わった可能性がある。知りたいんだけど国民栄養・健康調査はコロナ禍のタイミングで中止されて以降再開されていない。

聞いた:フィードバック。シャス。

味:ウエッジウッドのワイルドストロベリー。美味しい。
ワイルドストロベリーの柄には思い入れがある。大学生の頃によく行っていた喫茶店ではスタッフが客を見てカップを選んでいて、私はしょっちゅうワイルドストロベリーカップを渡された。
当時は「自分がガキだから有名どころを渡されている」と不満を覚えたけど、今思うと妥当だ。私は重厚な色合いも華やかすぎる図柄も似合わない。何よりカップが選べる店は客からカップの要望が出ることもあるので、要望が出やすいカップはなるべく温存したいだろう。そうなると、要望が出にくいポピュラーで派手すぎないワイルドストロベリーになったんだろう。(せっかくカップが選べるなら高価な・レアなものを選ぶ人間が多いと想像できるという意味)
そう思ってウエッジウッドの公式サイトを見ていたらノスタルジーに包まれた。記録も無いのにどれを使ったか、取っ手の手触りすら覚えていて驚く。

触った:同じ言葉で何度もタイポをやらかす。
本来打つべき文字列は、私が人生で避けている文字列だった。魂が肉体に反逆しているのか? 具体的にどんな文字列で、どうしてそれを避ける人生を歩んでいるのかの話はしません。
隠したいことがあるなら隠していることすら隠すのが妥当だけど、私は人間が私について考えてくれる時間が嬉しいので、こうやって他人の頭に住むための引っかき傷をいくつも作ってしまう。愛されてえのよ(不誠実な表現)。

嗅いだ:ヘアブラシを洗って嗅ぐ。

メイソンピアソンのこれを使っている。本来月イチで洗うべきところを横着して全然洗っておらず、気持ち丁寧に洗う。
洗い終え、乾かして嗅ぐと頭皮のにおいがある。これ汚れが残っているのか、そもそもヘアブラシって歯ブラシと同じでにおいを嗅がないものなのかどっちだ?