2024年9月13日:退職した

見た:書類のフォントが物々しくてワロタ。メイリオに直していいですか?

聞いた:交渉。いつも交渉の準備をしている時が一番嫌で、始めてしまえば交渉に失敗してもそんなに落ち込まない。今回は成功したので嬉しい。

味:お祝いなのでパフェを奢ってもらう。びっくりドンキーのジョッキパフェ、大好きだよ。ずっと一緒にいようね。

触った:痛みに起こされる。いつもより3時間ほど早く目覚めてしまい、バファリンを飲んで落ち着いた隙に二度寝する。
バファリンなどの痛み止めは1日の服用上限が3回なので、いつ服用するかで心理戦がある。順当に8時間に1回飲めば良いとは思いつつ、1回あたりの鎮痛効果が8時間も持たないので、どこかで痛みに耐える時が来る。

嗅いだ:りんごジュース。

特記事項:退職した。自分の話をする。

中学3年生の夏に私小説を書いた。書き終えて、私小説内の語り手である「私」と分かたれた私には新たな指針が必要だった。

思い出すのは自分が生まれた経緯だ。ある人の願いの成就のために私は生まれた。誰かの望みを叶えるために生まれたのだから、もう一度誰かのための人生に戻ればいい。

滅私奉公を望む者は少ない。人間の自由と幸せを望む人間は多く、結局ワガママで平凡な人生を歩むことになった。

自分の選択にはおおむね満足している。後悔があるとしたら、その私小説が完全に散逸し、もうどこにもないことくらいだ。