2024年4月7日:酒に酔った人間になんて

見た:美しいものを見た。人間どもが楽しくしており、主はそれを良しとされた。

聞いた:勝手な会話。アルコールで鈍った魂を腐らせることほど幸せなことはなく、私は他者を害し、己の欲望のためだけに生きていた。己を恥じる。

味:おいしいアイスコーヒー。それだけは確かなことだった。

触った:人間の皮膚に触れず、ただ空気だけがあった。正しい人々を愛した喜びが魂を貫く。

嗅いだ:酒に酔った人間に五感なんてあるわけないだろ。