2024年12月6日:それをやる

見た:文献をあたる。それ書いてる?どこに?

見つからなくてもやりようはある。それをやることにしたので一歩前進。

聞いた:現状と今後について。気を配ってくれる人間がいるのはありがたい。

ただ、他人が気を配ってくれるのは私がかつて落とし穴にハマったせいでもある。穴に落ちても助けを求めないことがままあり、そのせいで苦しみを得ることが多い。昔からそうだったし今も(気をつけているけど)そういうところがある。

思い返すと6歳で人生を決めた時も、誰かに打ち明けられていれば人生は定まらずに済んだのかもしれない。今更何を言っても遅いので私はこの人生をやります。

味:茹でた小松菜がやけに美味しい。そういう体調か?

触った:はかばかしいもの。振り向いたら戸惑うほどだった。

この手のものを思い出すだけで半日潰れることも結構あったけど、今日は別事に気を取られていたのでそんなことはなかった。とはいえ折に触れて思い出していたので、この手の感覚に弱いのかもしれない。そんな***みたいな…。

嗅いだ:埃が立った。

特記事項:「しがむ」をやっている。一生物の悪癖だ。

2024年12月5日:いきむくろ

見た:ドルフロ2に時間を費やす。「生骸」って「せいがい」だっけ?と思ったら「いきむくろ」だった。そうなんだ。そうか?

聞いた:パイプカットについて。女性が性風俗に疎いように男性はパイプカットに疎いのかもしれない。真剣に検討したことがあるかどうかの問題か?

不可逆なことを除けばかなり効果的な避妊で、人生で絶対に子どもを持たないと決断できるならこれが一番良い選択なんじゃないかとも思う。机上の空論。

味:開けたての醤油が美味しい。

触った:抜き取る。この無理をする感じは懐かしいな。

嗅いだ:出汁を取る。一度に3リットル分取るので、市販の出汁パックの消費が著しいことに快楽を覚える。

2024年12月4日:今は誰にも祝わせない

見た:空想がまだ続いている。

ただ、そろそろ効力が薄れてきたので明日くらいには終わる。こうやって日常に帰っていける。いつか帰れなくなったらどうしようかね。

聞いた:誕生日の打ち合わせ。

12月に誕生日がある。「他人に期待するだけ無駄」を経験しやすいのが誕生日で、自分にとってしか大切じゃない日を他人に祝わせようとして失敗した苦い思い出があるので今は誰にも祝わせない。とはいえ物品を貰うのは嬉しいので、物品をくれる意欲がある人間に物の指定を行う。誕生日以外の日に貰う。楽しみっすね。

味:麩菓子。こんな感じだったか。

触った:漏水の件で自宅の床に穴(点検口)を作ることになり、家具を動かす。

業者さんは穴を開けるのと漏水修理をするだけだと思って自分で家具を動かしたのだけど、業者さんは家具を動かすところからやるつもりでいたらしい。家具を戻すのは業者さんにやっていただいて申し訳ない気持ち。人間の優しさに触れた気分。

嗅いだ:落ちた菓子からは油だけが臭う。

2024年12月3日:最初からこうすれば良かった

見た:何らかの回転。

聞いた:来客あり。

水道が漏水しているとのことで、水道料が大変なことになっていた。漏水工事の業者に連絡を取ったところ、時間が悪かったのもあり立て続けに断られてちょっと泣きそうになる。

結局不動産会社に連絡をしたらそっちで全部手配してもらえた。最初からこうすれば良かったんだな。

味:テンション低く作ったチャーハンの味が薄い。ほりにしのスパイスにかなり助けられた。

触った:上記の漏水トラブルで憔悴していたところに誘いを受けて銭湯へ。癒やされたけど、元の体力が限界に近かったらしく早めに上がる。

嗅いだ:水の気配が迫る。

2024年12月2日:まあまあ揉めている

見た:昔ながらの和菓子屋に行く。

内装も品揃えも古いのにインスタをやっていて少し意外。店先には若い人間がいて、事業継承が出来ていて良いねと思う。

今、私は実家の跡継ぎ問題でまあまあ揉めている最中なので、少なくとも誰が継ぐかは決まっているのが羨ましいな。

聞いた:いくつか電話をする。間違い電話をかけてしまって謝る。

味:ウエハース。

触った:急な来客が決まり、あと30分で人が来ると分かっていたけど耐えきれずに寝る。無事に起きれたものの、客が帰った後も長々と寝てしまった。

献血をした日はいつもより明らかにパフォーマンスが落ちる。いつも朝イチ、そうでなくても可能な限り早い時間で献血の予定を組んでいたけど、遅い時間に予約をして夜の睡眠を長く取った方が良い気がしてきた。

嗅いだ:灯油をこぼした。

2024年12月1日:この惑星の支配者

見た:昨日見かけた淫らなものを見返す。

私だけが淫靡に感じるたぐいのもの。かなり心を奪われて良くない。良くないことも含めて婀娜っぽい。

聞いた:後述の出来事により人に虫の話をしたところ「かっこいい虫、ダサい虫の区別がある」との話を聞いた。

私は虫全体への興味が薄いので、かっこいい・ダサいの軸で虫を見たことはない。その人間いわく「かっこいい虫は甲虫、ダサい虫は繊維質」と言われた。よく分からないけど「カマキリが狡猾さと紐づけられるのは甲殻を持たないから」とする説が出たのは面白かった。確かに物語でかっこよくない役割を担う虫モチーフといえばハエ・ゴキブリ・カマキリ・トンボあたりで、甲殻がある虫はいない。そう考えるとカメムシって甲殻のかっこよさを臭気の減点が上回っているのか。

味:大福を食べる。引っ越しも落ち着いたし、そろそろ近所のお菓子屋さんでも開拓するか。

触った:安かった白菜で酸菜を仕込む。酸菜は塩漬けの白菜を常温で2週間放置する恐ろしい食べ物で、完成すると明らかに腐敗物の臭いと味がするけど加熱すると酸味が飛んで旨味だけになる。スープに入れるのと餃子にするのが特に美味しい。

安い白菜なだけあってアブラムシがめちゃくちゃついていた。葉っぱの部分はあまりにもびっしりついていて、取る労力が見合わないので一部捨てる。この惑星の支配者が虫であることを突きつけられて気分が良い。

嗅いだ:魚のようなにおいがした。パターンがあるのでその通りに対処すれば問題ない。

2024年11月30日:今より新しい古傷

見た:渋滞して動かない車列。時おり飛び出る無法者に文句を言いつつ様子を伺うと、どうやら救急車がいるらしい。救急車は近くの家の前に停まり、車が動き出す。通り過ぎざまに様子を伺うが特に何も分からなかったので、ご自宅でどなたか倒れたのかもしれない。

何も分からなくて良かったな。通りすがりの野次馬にも分かるような問題が起こっていたら多分ショックを受ける。そう思うのに通りすがりに救急車の方を見た己を恥じる。

心の傷になりうることにギリギリまで迫る悪性がある。

gokanki.hateblo.jp

先日もこういうことがあってヤバくなりかけたのに、今日もまた別のものを読んでいて同じ目に遭いそうになった。序文から予感を感じながらもイケる可能性があると思って次のページをめくり、そこにあるものを理解して後戻りした。戻れるようになって良かったね。昔なら戻れなかったし、今より新しい古傷がもっと開いただろう。

矛盾はいくつかある。傷痕の形が少しずつ理解できるようになってきた。だからといって、傷の大きさも深さも変わらない。

聞いた:現状の確認。当面はこれで。

味:いつもの時間に起床し、起きたらすぐに朝食を作るはずなのに準備する気が起きずバナナを食べる。それから仕事をしようと自席につき、何もできないまましばらく呆然とする。これは眠いんだな?と気づいてベッドに戻ると2時間寝れた。眠かったらしいです。

触った:昨日歩きすぎたようで足裏にマメがある。努力が足りていないな。

嗅いだ:ベーカリー。油揚げと錯覚する香ばしさ。